―前回までのあらすじ 間久部緑郎が統率する秘密組織「マクベ結社」は組織内部の問題で、闇の大富豪「大桑カンパニー」との交渉が決裂してしまった。それに怒ったアースクリーンシステム社社長兼大桑カンパニー会長の大桑総帥は、別の配下のマフィア組織を利用してマクベ結社を襲うという情報を、間久部は傘下の組織からいち早く知るのだった。 そして大桑の襲撃予定日よりも二日早く、間久部は大桑の関連施設を全て襲撃することを決め、計画を決行するのだった。 そしてフランスの首都、パリにある大桑の本拠地である高層ビルの爆破をまず目論む。 当日、その計画を実行するため組織の配下にある下請け組織や半グレ集団を多数派遣させ、ダイナマイトや時限爆弾などをスパイ団体と協力してビルの至る所に多数配備するのだった。 更にビルの上階からは改造した虫のウイルス入りの爆弾を投下させて、ビル内をパニックに陥れさせる悪趣味な計画も目論んでおり、ヘリも上空に配備させていたのだった。 しかし、その計画は全て失敗に終わる…。 上空に飛んでいたヘリはなぜか何者かによって爆破されてしまったのだった…。 そしてその時に大桑総帥は突如別の人物に成り代わっていた事も判明…! その人物はICPO(国際刑事警察機構)と名乗る者だった。 そう、大桑総帥のビル爆破計画はもう既にフランス警察にバレており、大桑総帥はなんと警察によって秘密裏に逮捕されてしまっていたのだった! フランス警察は、マクベ結社が近日中に組織的抗争を起こすという情報を大桑から入手したのか、事前にビルの内部にICPOを張り込みさせ、大桑総帥に扮してマクベ結社が犯行を行うのをずっと見張っていた状態だった。 間久部はそれに全く気付かず、むしろ秘密裏に大桑が逮捕されるなど、予測だにしないことであり、怪しむことさえ困難な事である。まんまと計画通りに爆破計画を実行してしまい、警察の思惑通りに多くのマクベ結社の構成員、幹部、傘下の団体や半グレ集団などが捕まってしまったのだった…。 しかし計画の首謀者である間久部緑郎は、組織のボスであるがゆえん簡単に捕まることはなかった。 彼はひとまずビルの方へ顔を覆面で隠し逃げ込む事にした。上階から大勢駆け降りてくる避難する従業員の人間に変装し、警察に包囲されたビルから隙を見てビルの敷地から脱走しようと考えているのだ。 ビルの周辺は大規模な警察沙汰の騒ぎで野次馬が溢れかえっており、マスコミもかなり押し寄せている状態であった。 わー、わー、わー ガヤガヤガヤガヤ… 以下野次馬やマスコミたちが色んな言葉を吐いている群衆シーンをご想像していただきたい。スマホをかざして写真や動画を撮っているものも沢山いるようであります。 「このビルで事件があったんだって?」 「このビルを爆破しようなんてやばいじゃん」 「これはもうテロだよ!テロ!」 「マクベ結社なんて…初めて聞いたわ。」 「ロクローマクベ…確か裏社会では有名な奴だな…」 「こんな建物を爆破しようなんて…頭狂っとる!」 「こわい〜」 「警察頑張れ!こんな危ない奴絶対逃すなー」 「すげえ…パトカーがこんなにいる…」 「わし、このビルの建設に携わったものだ。できればこのビル壊して欲しくないんだが…」 「皆さーん!配信者の○○です。なんと裏で有名な組織マクベが事件を起こそうとしていた現場でーす。凄い人だかりですねー。これからどうなるのでしょうか?あの間久部は捕まるのか!?その人相は一体!?ワクワクで堪りません!」 「こんなくだらん事件を起こそうとする人間がいるとは…世が末ですな…」 「首謀者は死刑確定でいいと思う。こんな事する危険人物は絶対世に出してはいけない」 「へへへ…もしマフィアのボスがこっちに逃げ込んできたら俺が捕まえてぇな…」「しかし間久部の顔は知っているのかい?奴は顔を頻繁に変えることでも有名な変装人ですぜ。」「そ…そうだったな…警察が激しく追いかけて来ればそいつがそうさ…」 「こんなビルを爆破したら世界を揺るがしちゃうよ…」 「しかし警察が張り込んじゃったから計画失敗だなぁ…」「バカ!マクベはどんな事件も成功させていると言う噂だぜ…もしかしたらこの事件,裏ではまだ…」 「うわぁ…ヘリが燃えてる…。すげぇ…これsnsにアップしたらどう反応するんだろうなぁ?」 カシャカシャカシャカシャ!📸📱 多くの人はスマホを上に向けてビルに向かって特に意味もなく、単なる関心事で写真を撮影している。 捕まってしまったマクベ結社のメンバーも警察に手錠をかけられて歩いているようだ。 「何人か拘束されてるけど、マクベ結社のメンバーかな?」 「あいつらが犯人の悪人か…。恐ろしい顔つきだ…。」 「ボスの間久部とは一体どんな顔した奴なんだろう?恐らく丸刈りで顔に傷があって、凶悪なヒゲヅラのしたおっさんに違いない…!」 そしてマスコミたちの言動。 マスコミ「えーこのビル爆破騒ぎについてどうお考えで?」 「これは凄いニュースになるぞ!」 「あーあ、できれば爆発が起きればいいね。とても注目されて視聴率やアクセス数がより儲か……」「バカっ!不謹慎だぞ!」 「え?あの人は国際指名手配の○○じゃないか…!?さらにこいつも手配中の○○だぞ!こんな重罪人がまさかマクベ結社に! は、早くカメラを向けろ!こいつはスクープだぞ!」 「あの…あなたは刑事さんですか?マクベ結社とは何者でしょうか?わかる限りでお願いします!」 警察「そんな場合ではありません! これから爆破物の処理を行うところです!みなさん立ち退いてください!ピー!ピー!」 警察官2「はーいはーい、ここから先は立ち入り禁止でーす。ロープの中に入らないでください!」 マスコミ「なんだよ!?俺はジャーナリストだぞ!少しぐらい取材に応じさせろ!!」 「捜査の邪魔になりますのでご遠慮ください!」 カシャカシャカシャカシャ📸 危ない場所で写真を撮る記者ら。炎に包まれたヘリに近づくものさえいた。 警察官「そこに近づかないで下さーい!危険です!こらっ!そこ乗っかるんじゃない!」 集まった人たちを補導する警官たち 野次馬「全くマナーの悪い奴らがいるもんだな。」 「いや、ここに集まってる俺らも全員そうだろ。人がいれば妨害だし…」 「こんなでっかいビルを壊そうとする人がいるなんて…恐ろしいわ…」 「ほんと、こんな犯罪を企てるなんて…頭どうかしてるよ。」 「これは政治的陰謀に違いない!俺はそう思うんだ…!」 「マフィア同士の抗争は恐るべし…」 「いい写真撮れないかなー」 カシャカシャカシャカシャ!📸📸 場所は変わってパリ市警察局。大型モニターで大桑ビルの様子を見る警察官や刑事たち。 警察官「いやー、これはとんでもない騒ぎですね…。」 マルクビ警部「多くの幹部は身柄を確保したが、肝心のロクローマクベだけはまだ捕まっておらん…一体どこにいるんだ…!」 部下の刑事「何せ組織のボスですからね…本人はここにきていないんじゃ…」 「いや、情報によればマクベは大規模な爆破事件を起こすときは必ず現地に現れるそうだ。なんでも自分が企てた犯行をリアルで見たがっとるとか…全くいかれとる!」 「それほどに破壊を愉しむなんて…相当心が壊れているんですね…」 「もはやこの世の危険生物と言っても過言ではない。今回の規模はもはや許されるべきではない。絶対に捕まえねばならん!」 「一体どこに逃げたのか…」 「しかし、私が心配なのはこの事件がこのまま間久部逮捕で済むかどうかだ。」 何気に疑問を感じさせる警部のセリフ… 「どういう事です?」 「まず奴が仕掛けた爆弾というのがまだほとんど回収しきれてない…」 「そういえば機動隊がたくさん入り込んだというのに回収できてるのは今の段階で犯行に及んだ半グレたちの分の爆弾がほとんど…」 「それ以前にもスパイを忍ばせていやがったのが、壁裏や天井裏など見えない四角のとこにも多数のダイナマイトを仕込んでいやがる…中には物に擬態した爆弾まである始末だ…」 「そこまで巧みに考えられた犯行なんですね…撤去にも時間がかかりそうです…さすがは間久部…こんな犯行許せない。」 「それよりももっと心配なことがある。未だ奴が捕まってない事も気がかりだ。」 「…どういう事で…?確かに首謀者はまだ確認できてないです。」 「マクベが起こす事件はこれまで何度も計画通りに実行されてしまったことがほとんどだった。」 「そういえば確かに…」 「あの数年前の爆破事件もそうだった。既に我々が突入していたというのに、まんまと偽造情報に騙されて、多くの人が爆破の犠牲になってしまった…。我々の警察官や機動隊らも…。」 「じゃ、じゃあもし…このままマクベを逃したりしたら」 「…可能性は捨てきれない事だ(汗)」 「ま、まさかぁ…こんな人が張り込んでいる状況で…。 し、しかし自分達の仲間さえも平気で切り捨てる狡猾で残虐な男ですね…。暗黒街の皇太子と称されるだけある…。」 「奴は言葉だけでなく、変装して他者になりきってをも人を操ることもできるという相当の芸当ももってる。そのおかげで顔写真入りの手配書は未だ作れんし、やつを見つけるのも容易じゃない。 そして今も捕まらんのは誰かに成りすましているからだろう…。」 「なら、こんなに人がもう出てきてしまったなら…」 「だが、前の事件の教訓を無駄にはせん!おそらく避難民に紛れ込んで出てくるはずだ。だから用意したアレで…」 「うまくいけばいいのですが…」 一方間久部はビルに避難した女性を一人気絶させて、その人の衣服や道具などを盗んで、その人の顔にまであたかもなお変装し、その人になりきってビルの敷地から出ようとしていた。 しかし警察側は組織の構成員が避難している社員に紛れ込んでいないかどうか、一人一人ずつアーチ型の人体スキャナによる検問も始まっていたのだった…。 間久部はそれを見落としてしまい、うっかりそのスキャナのアーチをくぐってしまったのだった…。 ピピピー! 警察「おい!そこの君!ちょっとこっちへこい!」 スキャナに引っかかったのは従業員の女だった。 「え?あたし?何なのですか?」 「あなたは怪しいですぞ?ここの社員ですか?」 「なにいってんですか!あたしは社員の高野礼子ですわ!」 「だが、本人の身体データと一致せんぞ!しかもお前は男じゃないのか?」 その女はハッとした…そして急激に足のスピードを上げて逃げ出したのだった! 「あっ!まてぇーー!!」 そしてその女性は変装した間久部だったのだ。 女装した間久部「ちッ…くそう…!慌ててて油断しちまった!しょうがねえ… だが…顔は見られるわけにはいかん…!」 間久部は女に変装したまま逃げたのだった! 複数の機動隊や警察によって追いかけられるが、避難している大勢の社員の人混みのため、女性に変装した間久部という一人の人間を捕まえるのは容易ではなかった。また仮にひとりの警察関係者が間久部を捕まえても、彼は賢いゆえすぐに投げ技で倒されたり、殴られ蹴られたりして相手を気絶させてしまったのだった。さらに間久部は足も早く、すぐさまどこにいるのか警察隊らはわからなくなってしまった。 そしてその数分後、突如としてパトカーが一台、ビルから逃走したのだった! 「おい、あのパトカーが急に暴走するように走ったぞ!」 「怪しい!今すぐ追跡しろ!」 機動隊の一部が逃走したパトカーを追うのだった。 ーパリ市警察局 マルクビ警部「くそっ!なんてしぶとい奴だ!変装だけでなく身体能力もこんなにあるとは…」 部下の刑事「頭の賢さに身体能力まで…ある意味で完璧な男でしょうね…」 「何が完璧だ!💢こんな犯罪を起こす男など最も人間として狂っとる男だ…!全くもって許せん❗️」 状況にイラついてブチギレるマルクビ警部…! 「お…おっしゃる通りで…💦」 警部の反応に汗を出してしまう部下の刑事… 「く…くそう…間久部め…!何としても…お前の悪行をこれ以上許してたまるもんか!なんとしても…食い止めねばならん…絶対に!」 「あの、俺、ちょっと失礼します…」 そして部下の刑事はトイレに向かうためその場から一旦離れるのだった…。 そして刑事は用を足すときにこうつぶやくのであった。 「やっぱり首謀者は逃げられてしまうのか… 前回と同じだ……という事は…このままもしや…」 前回の事件に照らし合わせて嫌なことを思い浮かべる刑事であった…。 そして間久部はやはりパトカーを盗んでビルの敷地から脱走を図ったのだった。 後ろからは機動隊の車両が追いかけてくる。車を止めるようマイクで命じてくるが、首謀者である間久部がこんな事を従うわけがない。 女装したまま汗を少々かき、苦笑いしながらパトカーを突っ走らせるのであった。 「機動隊か…くくく…捕まえるなら捕まえてみろよ!俺に無意味なマイクを発すんじゃねーよ。バーカ。俺が何者かも知ってるくせに。ほんと、サツは無駄なことが好きなんだねえ…。これだから気に食わん世が形成されるんだ。 こんな無駄が多い秩序の世界は悪魔の力で思い知らせる必要があるんよ。そう、僕は悪魔なのさ…!あーはははははは!!」 車で逃走しながらも高笑いし、何かしら余裕を持つ間久部であった。 そして他人の車をぶつけようが、道路でない道を走ろうが、赤信号で進もうが、他人の家の中に突っ込んで入り込もうが、人やヒョウタンツギを跳ね飛ばそうが構わずパトカーを暴走させたのだった!自分の車でない上に正義を掲げるような自動車を背徳的に扱うのが堪らない間久部であった。 機動隊らは間久部の交通法に背きまくった車両の暴走ぶりについて行くことができず,結局、見失ってしまいお手上げ状態であった…。 そうやってビルとは無関係な罪までどんどん増やしていく間久部緑郎…… そして思う存分パトカーを暴走させた後、車を人工ため池に沈めて乗り捨てたのだった。 そして間久部は女装した姿から元の黒スーツに着替え、変装に使った服を近場のゴミ箱の奥に捨ててどこかへ走り去っていく。 しかししばらく走っていると、なぜか突然、間久部は意識がもうろうし始め、目眩を感じるのだった… 「うっ…なんか…めまいがする…さっきパトカーをぶっ放していた時はなんともなかったのになぜ…?」 そしてそれが更に悪化し、一旦膝を地についてしまうのだった…。 「う…き…気持ち悪い…何故だ…まさか…俺が恐れているのか…計画の失敗に…? …い…いや…!そんなはずはない…! まだ”切り札が”あるんだ…!俺の計画はこれまでどれもこれも成功してきた… 失敗なんてないんだ…! 僕は万が一のことも備えて徹底的に計画を練ってんだ! すべての計画が上手くいく…僕は皇太子と呼ばれるようにまでなった男だ…… 神は僕を選んでるんだ…! 絶対に…絶対に……成功さ…せ………」 そして間久部の視界は一瞬暗転した…… …が……すぐに意識を戻した…! 「はっ❗️ やべーやべー! 馬鹿野郎!俺はなに気を失ってんだ! こんなとこで倒れるわけにはいかねぇんだよ! サツに捕まったら一生の終わりだ! 早く移動せねば!」 気持ち悪い気分は目を覚ました後に一瞬で吹き飛んだ。一体なんだったのか?はすぐに気にせず、間久部は再び走り出すのだった! そして大桑ビルから数キロ離れた別のビルへ行き着き、外階段から上へ駆け登るのだった。そしてそこの屋上へ行き着いた後、そこにあった壁のボックスから、何かしら大きな赤い押しボタンスイッチを取り出す。 そして間久部はそれを持って大桑のビルを遠方から眺めるのであった。 今もなおその方角からはざわざわとしていてパトカーの音が鳴り響いている…。 間久部「ふふふ…あそこは今も大騒ぎだな… ま、俺のせいではあるが、これらも我が組織最大の極秘計画を守るためだ。 少々予想外のことにはなっちまったが、むしろ俺にとってはさらに好都合な状況にもなった。 これで、”より面白いショー”を愉しむことができる。」 あざ笑いをして喋りながら目の視線は赤い押しボタンスイッチへ。これは一体何なのだろうか…? 「万が一のことも用意して良かった。予めここに隠し入れておいた”秘密のボタン“は使いたくなかったが、やむを得ん。 多くの部下を失ってしまうのが惜しいが、半グレなどは生かしておけん…それに我が組織最大計画の秘密を守るためでもある… サツの手なんかに一切の情報を渡してたまるもんか」 そしてビルを眺めて続けてしゃべる。 「ククク…それに…… 世界に向けての脅威を示すにも十分な条件だ。 情報に惑わされてあんなビルにたかりやがった馬鹿な人間どもめ。 即効に駆け込んだ警官どもめ… お前らを餌食に思い知らせてやる! さあ、騒ぐがいい!これからが本当のダイナミックなショーだ! この下らん規則で統制された世の中め! この我が間久部の聖なる裁きを…… 存分に味わうがいい!! 」 ポチ👉🔘❗️ そしてそのボタンは押されたのだった…。とんでもない悲劇を引き起こすボタンが… ー場面は大桑の高層ビルの前… そこには今もなお多くの機動隊やマスコミ、野次馬がワイワイガヤガヤ溢れかえっていた。そして捕まってしまった間久部の手下たち(幹部や参加団体、半グレ等)は次々と警察車両に入れ込まれていく…。ほとんどの犯行協力者は逃げる術もなく捕まってしまったのだった…。 テレビ中継やネット配信も次第に沢山行われ始めていた…。 野次馬「暗黒街の皇太子…まだ捕まっていないのかなー。早く首謀者の顔を見てみたい!」 「配信者の○○です。なんと驚き!先程あちらの方で騒ぎがあったようで、首謀者と思しきものがこの人混みに逃げこんだようです!警察!こんなことを許してしまうとは何たることだ!動画でそのシーンを撮れなかったのは惜しいですね!残念!………」 「こんな多数の人を、巻き込む事を起こそうとするなんて、許せない!」 「こりゃえれー騒ぎだな…。それほどにそのマクベというのは脅威なのか? 報道陣「…先ほど新しい情報が入りました!何とパトカーが一台何者かによって奪われて逃走したとのことです!さらにその直前にその者と思われる人物に暴行を受け、怪我を負った警察関係者がおり、今事情を聞いて…」 マスコミ「皇太子は逃げられちゃったのか…?これでこの事件は一旦収束してしまうのかな…。でも多くの構成員は捕まったし、今回はマクベ結社の仕業であることが割れたから、マクベ結社のとんでもない秘密が明らかになればそれはそれでいい情報が稼げて…」 「前代未聞の未遂事件だが、以前のあの事件と酷似している…果たしてこれで終わるのか…しかもあのマクベ……。何か…いやな予感が…」 ドガドガドガドガドガーーーーーン‼💥💥💥💥💥💥 「⁉️‼️」 「⁉️❓」 その時、一瞬そこにいる人たちは全員目をお大きく上げて悲鳴を上げた! そう、それはダイナマイトや爆弾が突然………起動したのだった! ドガドガドガドガドガドガドガドガドガーーーーーーー‼️‼️💥💥💥 「いっ…!?」 「な…なんだぁ!!?」 激しい爆音と大きな埃が激しく漂ってくる! 間久部がビル爆破で用意した爆弾やダイナマイトはおおよそ500個以上である… それが一瞬にして全て爆破したのだった! 当然起きた事件ばっかに全ての爆弾を処理し切れるわけがない…。 そこにいた多くの人間はその巻き添えになっていったのだった……。 「こ、これはやばーーーい!!」 「うわーーーーーーーーーーー!!」 「ぎゃあああああああーーーー!!」 ドガドガドガドガドガドガドガドガーーーーーン‼💥💥💥💥💥💥 ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ💥💥ドガドガドガドガ💥ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ 💥💥ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ ーーーーーーーーーーーン💥💥💥 そして爆破の衝撃で崩れ落ちるガラクタ音も激しく鳴り響いていく! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!💨💨💨💨🔥 💨💨💨💨🔥 「いぎゃあああああああああああ!!」 「うわーーーーーーーーーーーーー!!」 「きゃあああああああーーーー!!」 「なんだよーー!!一体!?😰」 「ああああああああああーーーーー〜〜!!!」 次々と起動してしまう爆弾…!! ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガーーーン!!💥💥💥 ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ💥💥ドガドガドガドガ💥ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ …!!💥💥 「いやああああああああーーーーー!!」 「助けてーーーー!!」 「うわあああああああーーーー!!」 「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!😫」 「逃げろおおおーーーーーー!!」 大勢の人から悲鳴が飛び交いまくるのだった!! ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドガーーーーン!!!!!❗️❗️💨💨🔥 ドドドドドドドドドドドド……! 現場はまるで戦争の空襲のようにあっちこっちで爆撃をあげ、メチャクチャに騒然となりパニックになったのだった! しかも突然の出来事に多くの人間は逃げ切ることができず、そのまま大部分の人間は爆破の巻き添えを食らってしまったのだった! 「いやぁああああーーーーーーー助けてーーーーーー!!」 「だ…だれかぁーーーー!!救急車!!😰」 「わーーーーーどけーーーー!!」 警察官「み…みなさん!!落ち着いて!!」 「落ち着いてられるかぁーーーーー!!!😡💢」 さらにとんでもないことまで起こり出した! 何とこの爆破で大桑ビルの下の階の柱がほとんどやられてしまったのである…! バランスを失った大桑ビルはそのまま重さで斜めになり始めたのだった…! ドドドドドドドドドドドド……! 「わああああーーーーー!!逃げろーーー!!😨」 「ビ…ビルがぁーーーーー!!😱」 「わあああ!!落ちるぞぉおおおおおーーーーーーーー!!」 「きゃああああああーーーーーーーー!!」 「だめだぁ!!逃げられなーーーい!!」 マスコミ「くそぉーーーーーそんなぁーーー!!」 「うわああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 メキメキメキメキメキメキメキメキ!! バクバキバキバキバキ!!💥💥💥 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ…… ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドーーーーンッ!!!!💨💨💨💨💨💨💨💨 ガガガガガガガガガガガガガガガガガ…… バキバキバキバキバキバキバキバキ💥💥💥 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドン!!!!💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨💨 ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ ガシャァアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーン!!💥💥💥💥💥💥💨💨 ガシャガシャガシャガシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!💥💥💨💨💨 ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガーーーーーーーン!!! ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ!!💥💥💥💥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥 バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ……!! サササササササササササァァァァーー……… そのまま激しく煙を上げながらビルは崩れてしまい、一瞬でドドドーーーンと崩れていったのだった! 崩れたビルの衝撃は凄まじく、周囲のビルにも大きく影響が及び大被害を受けたのだった。 あの超高層大型ビルが一瞬にして崩れ去ってしまったのである… そこにいた人たちのほとんどはビルの瓦礫の下敷きになってしまったのだった…。 ―少し時間を遡り、間久部がビルの爆破スイッチを押した直後のこと。 大桑高層ビルを遠方から眺める間久部緑郎… ビルは大きな爆発が起こっている! ドガドガドガドガドガドガーーーーン!!💥💥 ドガドガドガドガドガドガ!!💥💥 爆破の光景を見る間久部のその表情は、汗を少し出しながらも初めは真剣に恐れをなしていた表情だった… 「す…すごい… こんな迫力のある爆破は初めてだ! これを俺がやったのか…! 俺のおかげで何百人もの人を一気に…!」 ドドドドドドドドドドドド……!!!💨 崩れて始めていくビルの情景を見て間久部は興奮するものの、その表情は少しずつニヤリとした表情に変わっていく… 「うふふふ……クククク………… ………フフフフ……ひひひひひ……! ふふふ………ふふ……はっはっはは…… あはははははははは! ははははは…! あーーーーーーっはっはっはっは❗️❗️ うわあーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっはっは!!😆 こりゃすげぇーーぜぇえ‼️ あーーーーーーはっはっはっは!!」 そしてあくどい顔で高笑う間久部であった。 ドガドガドガドガドガドガーーーン!!💥💥 バキバキバキ💥💥 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!……💨💨 ビルは激しい爆破が続き、崩れていく! 「ざまぁーーーーみろ❗️くだらん人間どもっ! アリのようにたかるバカな人間どもっ! この世の醜さを思い知るがいいっ! ふぁははははははは! ふあーーーーーーーーっはっはっはっはっはっは❗️❗️😆」 優越感に浸りながら間久部は叫びまくる! ドドドドドドドドドドドドドドドド!……💨💨 バキバキバキバキ💥💥!!メキメキメキメキ💥💥!! ビルからの物音はこの場所からでも凄まじいものであった… 「見事だぜ!見事なぶっ壊れようだぜっ! すげーぜ!爆音と埃がすげーぜ! このビルの崩れよう、迫力がやばい…!やばすぎる!」 ビルの爆破の光景を喜ぶ間久部…まさしく外道だ… ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!………💨💨💨 ビルは崩壊のみに突き進んでいくのだった! 間久部「ふぁはははははーっ! これが事実だ! 気に食わんものは!こうやって! 爆破されるんだぁあーーーーーーーーー!! ふあーーーーーーっはっはっはっはーーーーーっ‼️」 自分の成功に笑いに笑いまくる間久部であった… ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォーーーンッ!!💨💨 ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ ガシャァアアアアアアアアアーーーーーーーーーン!!💥💥💥 サササササササァァ………… そして大桑のビルは完全に崩れ去ったのだった…。 「っく…フフフフ…くひひひひ…… 俺は最強だ… 俺は…神だ! 俺は…!世に選ばれてんだ! 間違いない!こんな事許すなんて…俺は選ばれてんだ! 俺は世界の王者になれるんだー❗️ はーーーーーはははははははーーーー!!」 彼は計画の成功を大いに笑って叫び、喜ぶのだった。 彼にとってこれまでにない、ダークな大笑いであった。 「全世界の人間ども!これは世界の王者となる!俺へのごあいさつだぁっ❗️ この皇太子の恐ろしさを、このマクベの脅威を! 思い知るがいいっ‼️ 」 間久部はかなりの自信をつけてしまったようだ。彼の今後の活動が、また更に恐ろしくなって世界が悪によって牛耳られるのも時間の問題かもしれない…。 そしてビルはその後、大きな瓦礫の広場となり、ほとんどの人が犠牲で亡くなるなど、世界に歴史を残すほどの甚大な被害をもたらしたのだった… ーーー そして間久部はその後、またもなお車を窃盗して身を隠しながら自分の邸の方角へ走らせていくのだった。 途中の傘下の事務所に身を隠すことも出来ただろうが、マクベ結社の名が割れてしまったために、既に警察によって関係団体は全て潜入捜査されてしまっており、構成員の殆どが連行されてしまった状態であった。 その為、完璧に秘匿した状態で置かれているマクベ邸本部のアジトへ戻るしかなかった。 マクベ邸は人があまり立ち入らない山地の奥にある秘密基地的なアジトである。アジトへの道がないため車では辿り着けず、また周囲は川や崖で阻まれている為、徒歩で向かうにも非常に困難であり、ある程度のサバイバル装備が必要である。 基本的にはヘリを使って上空から入る必要がある。屋根は森に擬態するように模様が塗られている為、衛星からでも未だこの建物は発見されてない。また一部は自然の岩山をもくり抜いてアジトが作られており、地下室も広いため、アジトの敷地は広大である。 本部のアジトにおいてはマクベ結社の本部邸があるほか、約三キロメートル離れた先にはさまざまな物によって森に擬態した大きな工場があり、そこでは組織の野望のための計画や闇企業と取引するための得体の知れない製造物が多数作られている。 主に多種の銃の密造や密輸用船の製造、多数の種類の賭博用品の製造、何百種類もの麻薬植物の大量栽培、及び麻薬の製造、数十台もの悪質なインターネットサーバーの運用、サイバー攻撃用コンピュータウイルスプログラムの作成など、背徳的な物が多数作られている。更に製造に限らず、多数の通信詐欺販売サイトの運営や、人身売買、臓器売買、売春などと言った悪質商業の書類取引も行われている。 科学施設も存在し、そこには数名のマッドサイエンティストによって科学兵器の開発やバイオハザードなどの危険物質の研究、有毒生物の遺伝子組み換え実験、拉致した人間の人体実験、新パンデミック発生用の致死率50%無変異ウイルス実験、およびその抗体用の致死率80%ワクチン開発(今は亡きアースクリーンシステム社委託よる開発事業)など、まるで地球そのものに対して環境破壊をもたらすような、極めて危険な事も行われている。 働いている人物も構成員だけでなく、組織の巧妙な手口の詐欺によって騙された難民や、傘下のスパイによって拉致された政治家、マクベ関係団体に反発する反発団体の生き残りメンバーや、王国襲撃事件を起こした際に組織によって捕獲された生き残り政府の高官など、特に政治関係者を中心に多数、奴隷に仕立てられて働かされているのである。多くの奴隷は組織ぐるみの洗脳によって働かされているようだ。 なおマクベのアジトは先にも書いた通りここだけでなく、各国にも多数の事務所や工場を構えており、そのアジト数はおおよそ80にものぼると言われている。国だけでなく太平洋の深海や北極のグリーンランド、さらには人工衛星によって宇宙にもアジトを構えているらしいが、そこまでは定かではない。 しかし間久部は、そのような規格外のものにまでさえ手を出せるほどの頭のネジが飛んだ危険な人物でもあり、知恵さえ働かせればどんな偉い人でも自分の手中に治めてしまうほどの知能を持っており、いわば”人類最大の危険生物”といえる… あまりのマクベの狡猾なカリスマぶりに、年々マクベに対し興味を抱いて崇拝する者も増えており、間久部も自ら神に選ばれていることを信じていることから、間久部がいずれ神に代わる新時代の神そのものになろうとする事も目論んでおり、今後は新興宗教の創設も視野に入れているようである。 名付けて”マクロック教” 間久部を教祖とし、強大な殺人ウイルス兵器で世界を脅し掌握し、殺生を合法化し、復讐行為を許し、本能のありのままで生きられる新たな世界を創造するのだ…! そのためには組織を国家レベルに拡大させる必要がある。間久部は皇太子と呼ばれようになったゆえに、さらにのし上がりたい欲望により、野望はさらに大きなものに膨らみ、人並み以上にぶっ飛んだ事を考えてしまっているのである…。 それでひとまず話を戻そう…間久部は誰にも警察から目がつけられないマクベ邸本部へ戻ろうとしてもヘリがないため容易に入ることは不可能だ。国内のアジトは全て張り込まれているためメールで連絡さえ断絶されており不可能である…その為持っていた手持ちの方位磁針をもとに、山についた後は車を乗り捨てて、山の中へ入ってサバイバルを覚悟に数日越しに道なき道を歩いてアジト本部へ向かうしかなかった。 場所が場所なだけにそのアジトにたどり着くには数日は掛かったようである。 途中で川を泳いだり、岩の崖を登ったり、何度も山を上り下りたりもし、時に熊やオオカミにも追いかけられたりもして、寝る余裕もなく散々な目にあったようである…。 しかしそれでも間久部は野望を達成したいという強い願望や、さらに何より”黒男に会いたい”という強い心の欲望により、間久部はどんな困難が起ころうと、黒男に会いたいがためにどんな辛い目にあっても凹まず屈強な精神で自然の中を乗り越えたのだった。 そして山に入って5日後、間久部は髭が生え、整ってた髪がボサボサになってスーツもボロボロになってしまった状態になりながらも、最後の崖を登り切ってようやくアジトに辿り着いたのだった。 彼は頭脳だけでなく、組織のボスの器でもある分、身体もそれなりに丈夫な男だったのだ。 幹部C「お,親分!なんと…無…無事お帰りで…」 間久部は非常に疲れていて、体は汚れこけていた…。 「ああ…。な…なんとか山を越えて、身を隠しながら逃げきった…」 「ご無事でなによりです。殆どのメンバーは残念ながら…」 「帰って…これんだろうな……あんな崩落の中じゃ。」 「親分はどうやって?」 「そんな事…後にしろ……それより…このアジトの方は無事か?」 「ええ、今のところ。場所が場所なだけにボスが考えた本部の擬態は完璧なものでして…。」 「そうか……よ、良かった。」 「親分…とりあえず中へ。」 「あ…ああ、大きな心配かけて、悪かった…。」 そして間久部はシャワーで汚れた体を洗い流し、長く生えた髭を全て剃り、服を新調し、お気に入りのテクノカットの髪を整えた後、シャンデリアのある洋風のホールの居間で食事をするのだった。 間久部「爆破は成功したが、俺たちの組織名が知れ渡ってしまったせいで、街にある配下の事務所はほとんどダメになっちまった。」 「そうらしいですな…まさかあんな事になるとは…」 「この本部は未だに何ともないんだな?」 「この場所は徹底的に秘匿していたのが幸いでした…。例えメンバーがサツに捕まってもボスが”解放を約束させる”事を信じ込ませたおかげで漏れる事もなく…。」 「そうだったな…。まあ、俺はその気はないがな」 「それゆえボスの方がサツよりも恐ろしい人間だと教え込ませていますから、例え捕まってしまっても立場的にボスに従うしかないわけです。」 「ふふふ……そうだ…。絶対に拠点の場を明かさない事は掟だからだな。」 幹部D「でもこの場も安心はできません。あれほどの騒ぎになり、多くの幹部も捕まってしまいました。この拠点が漏れるのも時間の問題です。今後どうなさいますか?」 「まず大桑に関する抗争計画資料は全部破棄したか?」 「はい。あの報道を知った後、我々の身も考えて全ての証拠は隠滅しました。」 「後で俺も残っているデータがないかも確認してやろう。俺もハードな逃亡生活で疲れた…今日一晩休んだらこの邸はすぐ引き払おう。」 「さようでございます。」 間久部「ところで黒男はどこにいる?ここにはいないのか?」 幹部C「今は外出中のようで…」 「今すぐ呼べ!俺は黒男に会いたくって必死にここへ帰ってきたもんだ。」 「間久部様…しかしこんな事は…」 「あ?なんか文句あっか?」 「い…いいえ💦」 「俺たちはマフィアなんだ。俺たちが作った掟以外は法律も規則も何もない。そうだろ?」 「そ…その通りです…」 「例え気持ち悪い事だろうが関係ないんだ。 そもそも俺たちのしている事はそれよりもっと世間から見れば気持ち悪く見れるもの、そうだろ?」 「は…はい。人身売買や人体実験とかは特に…」 「果たしてそんなことで俺の個人事に口出ししていいものなのか?」 「い…いえ…そんなことありません…」 「俺のその嗜好で我が組織の形態がおかしくなる可能性があるとでも?お前にその可能性論が論理的に説明できるというのか?」 「で…できません…💦」 「だったら今後は気にするな。あのゴンゾウ事件の時、組織に残った連中にはそのように教えたはずだ。今や世ではLGBTを考慮しろと言われている。君はまだ遅れている。早くついていきまえ。」 「は…はい…申し訳ございやせん…😨」 「じゃあ,早く黒男を呼びたまえ。今後俺の秘事で変なこと言うようなら撃つからな。今回は許してやる。」 「わ…わかりやした…すんません💦😰」 「まったく、組織が今ヤバい事になりかけているというのに、なんで黒男は外にいるんだ…。この俺が戻ってないのを心配しているかと思いきや…」 幹部E「まったくです…ボスが生きていたことを知ればさぞ喜ばれるでしょう。」 「黒男には医療活動を続けさせてやってんだ。俺の友人でもあるんだからな。あいつの才能だけはせめてでも自由にしてやってんだぜ?」 「ボスも友人に対するそういう想いがあるんですね…わかります」 「それはそうさ。僕も時に黒男に好かれるようにしなきゃならんからね…。 あの時は一方的すぎて黒男を追い込みすぎてしまった…まあ、大体はゴンゾウのせいだが、僕も仕事を優先しすぎたために黒男の面倒を怠っていたのが良くなかったよ。あいつのことも少しはわかってやらなきゃならん。」 「ご友人に対するお気持ちをさらにお考えになられて何よりです。」 「そういえば黒男にはGPSを仕込んでいたよな?どうなってる?」 「はい。特に問題はなく無事なようで…組織のことは秘匿してますから付き添いの部下も狙われることなく無事なようです。」 「それは良かった。しかし今は状況が状況だ。今すぐ戻ってきてもらって今後について一緒に全体会議をする必要がある。」 幹部D「あ…なんかこちらの方に黒男どのが近づいてます。ヘリに乗っておられるようですね…!」 「そうか…黒男…!早く会いたいな! お前の顔が見たい!」 「喜んでおられるようで何よりです」 その時、間久部は急な眠気に襲われたのだった…! 「う…なんか…すごい眠気が……く…くそう…もうすぐ黒男に会えるというのに…!」 幹部E「ボ…ボス…きっと急な疲れがどっと出たんですよ…寝室へお連れします。」 「い…いや…俺はひと目でも黒男の顔を見たい!」 「お気持ちはわかります…!でもこんな状態では…」 「いやだ…!僕は黒男に会いたいんだ!僕は…その為に…必死でここまで…」 更にあの時の目眩まで襲ってくるのだった! 目を開けてる状態が困難な状態になり、寝ることが不可避な状態になっていく…。 「ここで倒れてはあれです…ひとまず寝室へ向かいましょう…」 「ああ……だ…だめっ……黒男に会いたい!……く、黒男…!僕は……やっと…やっと…………」 更に謎の金縛りが襲ってきて身動きが出来なくなった… 「ああ……く……黒男……ぉ…………」 そして間久部は視界が真っ黒になり、そのまま倒れて眠りについてしまったのだった…。 そしてこれが間久部にとって”暗黒街の皇太子””マクベ結社のボス”としていられる、”最後の意識”であったのだった……。 ーーー そして間久部は起き上がった。 しかしそこは見慣れない場所で居心地が悪い場所であった。そしてそこを一変周りを見てみるとすぐそこにトイレや水道がある…寝室のすぐそこにトイレ…?ここは一体?まだ夢の続きか?いや、そんな気がしない…さらにここをよく見渡すとなんと鉄格子がある…更に反対側の壁にある窓の向こうにも…。 そして間久部はゾッと驚いてしまったのだった! そう、ここは何と!”留置場”だったのだ! 間久部は牢屋に閉じ込められていたのである! 一体どういうことだ?なぜこんなところに? 間久部は物凄く心がブルブル震えだした… そして暫くすると誰かが間久部のもとにやってきた。太った体で太い眉毛をした男だった。 ***「やぁ、目覚めたかい?君ぃ?」 間久部「おい…!ここどこなんだ?お前は誰だ!」 ***「ん?君!その態度はなんだんだね?君は今どんな状態になっているのかわかっているのかい?」 「ここはどこなんだ…!?」 「ここはパリ市警察局の留置場だよ。」 「ええーーー!?」 間久部は驚いてしまうのも無理はなかった。とんでもない予想外のことに頭が迷ってしまう! 間久部「一体何で俺が…!気づいたらここに!俺…もしかしたら逮捕…さ、されたんですか!」 「んー、そうだな。確かに君はある疑いがあって逮捕されたんだ。」 「えぇ!?」 間久部が驚くのも無理はなかった。今何気に予想していたのがあたったのだから。 「な…なんで?起きたらいきなりここで! なんで逮捕されてんだよ!なんだかわかんないよ!」 「まあ無理もない。お前はあの”ビル爆破未遂事件”があった近くの道路に倒れ込んでいたんだから。何かのはずみで記憶を失ったのだろう。」 「ビル爆破未遂事件?未遂ってなんですか?爆破されたんじゃ?」 なにやら状況がおかしい事になっている様子。ビルは確かに爆破した。間久部はこの目で見ていた事実、間違いないはずだ。この小説の読者さえ見ていた事だ。一体どういう事なのか? 「お前さん?なに行ってんだい?ビルなんて爆発しておらんよ?変な夢でも見たんじゃないかい?」 (えーーー!?)っと今度は心の中で思ったロックだった。なにがどうなってんだ?読者さえ迷ってしまう事だ。それよりとにかく間久部は自分が今、牢獄にいるのが気がかりだった。 「そ,それより刑事さん!どうして僕はこの牢獄に捕まってんですか?ある疑いって言ってましたね?何なんですか?」 「そう急ぐない。俺は刑事じゃなく警部だ。ブーン・マルクビ警部だ。これからしばらく君とお世話になるよ。」 突如間久部は目覚めたら警察局の留置所の中にいた。またビルの爆破が起こっていなかったと言う警部の謎の言動…一体彼の身に何が起こったのか? 次章最終章、第五章に続く!
ギャラリーページに戻る